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昔から商売屋の店先に、かならずといってよいほど置かれていた招き猫。近頃は外国でもラッキーキャットとして親しまれているとか。
招き猫ミュージアムが2005年、愛知県瀬戸市の街中に移転し、オープンしましたね。さっそく行ってきましたが、やはり本物があれほど並んでいると迫力です。こんなにも人々から親しまれていたのかと、いまさらながら感心しました。
招き猫と一口にいっても、姿かたちはじつにさまざま。いまどきの創作猫もいろいろでてきました。こんなのもあるのかといった感じで覗いてみていただければとご紹介させていただきました。
招き猫の主な出身地
常滑の招き猫
招き猫といったらまずこの形を思い出す人が多いはず。愛知県常滑市で大量に作られて全国に出回ったことから、招き猫の典型となったようです。
右手を上げた招き猫は金を招き、左手を上げた招き猫はは人を招くとか。
瀬戸の招き猫
あまり見かけない顔ですが、ちょっとリアルなスリムで面長の招き猫です。
瀬戸の招き猫は素材は磁器が多く、レトロな感じがいいです。
近頃はいろいろな創作ものもでてきて、見ていて楽しいです。
九谷の招き猫
これはびっくり。九谷の招き猫はゴージャスな花模様や渦巻き模様の絵付けがされた招き猫です。盛り絵付けという九谷の技法をつかった磁器です。
九谷の招き猫のデザインには三毛、茶、金などがあり、顔もいろいろあります。
招福猫児(まねぎねこ)
世田谷区豪徳寺の猫に招かれたおかげで雷雨を避けることができた井伊の殿様が、その後当時荒れ寺であった当寺に寄進をして堂宇を復興させ、やがて豪徳寺を井伊家の江戸菩提所としたそうです。
後にその猫の形をつくり、招福猫児(まねぎねこ)と名づけて現在にいたります。家内安全・営業繁昌・心願成就の霊験があるそうです。この話の詳細はこちらにあります。
なお、井伊家が治めた滋賀県彦根の彦根城築城400年を記念したマスコット、ひこにゃんのモデルはこの招福猫児だそうです。
浅草・今戸神社のペアの招き猫
招き猫の元祖という説があるのが、浅草にある今戸神社の招き猫です。江戸時代後期の伝承だと、老婆の夢枕に立った愛猫の言葉に従って、当時この地で盛んだった今戸焼きで猫の人形を作って売ったところ評判を呼んだとか。
今戸神社の招き猫の特徴は縁結びにご利益のある神社ということで、オス・メス二体がペアになっているところ。今戸焼き招き猫はこちらを参照してください。
初辰猫
大阪住吉大社で偶数月には右手を、奇数月は左手を挙げた招き猫が授与されます。毎月集め48体そろうと、「四十八辰」すなわち「始終発達」が叶うと言います。




